今日の趣き -blog- 2024.11.022025.03.22 春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」 太陽が春分点を通過する瞬間を含む日は「昼と夜の長さが同じになる日」といわれ、この日が春分の日(しゅんぶんのひ)です。この日を境に昼がだんだん長くなっていき、夜が短くなり、春の訪れを実感する季節の節目となる日です。しかし、厳密にいうと、春分の日は、実際には昼の方が少し長くなります。季節の変化を表す二十四節気のひとつで、 冬が終わりを告げ春の訪れが感じられるこの日を、昔から人々は自然・・・2025.03.20 針供養は事八日の行事、「事始め」「事納め」の特別な日針供養は、折れたり、錆びたり、曲がったりして使えなくなった縫い針を集めて社寺に納めたり、豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺したりして縫い針を供養する行事で、2月8日または12月8日に行われます。毎日裁縫をしている人も、この日は裁縫を休んで針の供養を行います。裁縫に欠かせない針に感謝すると同時に、裁縫がもっと上手になるようにと願います。東日本では2月8日、西日本では12月8日に行う・・・2025.02.27 節分とは? 豆まきの由来・鬼のパンツ柄にまつわる歴史「鬼は〜外! 福は〜内!」節分(せつぶん)は「季節を分ける」季節の変わる節目の日をいい、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日、1年に4度ありました。中でも大寒の最終日である立春は、日本では厳冬が明けて草木が芽吹くとして尊ばれたため、立春は1年の始まりとして、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていきました。節分は1年が始まる前日、すなわち大晦日(おおみそか)に相当する日・・・2025.02.02 勤労感謝の日の由来は、秋の実りを感謝する伝統の祭り歴史から見える人々の暮らし、暦と祭りの文化 今日の趣き-blog- 目次 1. 日本の古代からの信仰、五穀豊穣 2. 豊作を祈る春の祭り、祈年祭 3. 飽きの収穫祭は、神嘗祭と新嘗祭 4. 伝統の祭祀が「勤労感謝の日」の起源 5. 日本各地の祭り、秋の感謝祭 6. 旬の実りを楽しみ、秋を満喫 一年最後の祝祭日となる「勤労感謝の日」ですが、さて、どんなお祝いをする日なのでしょうか。勤労感謝ですから、・・・2024.11.21 酉の市は、威勢よく「縁起熊手」を売る、年末の風物詩歴史から見える人々の暮らし、暦と祭りの文化 今日の趣き-blog- 目次 1. 酉の市は、例年11月の酉の日、関東地方を中心に行われる祭 2. 酉の市で知られる寺社 3. 意外と知らない、酉の市の由来と歴史 4. 熊手の由来、かっこめ熊手守り、熊手納め、お守り各種 5. 今年の酉の市、三の酉まである年は、火事や災いが多い 6. 酉の市を開催することで知られる著名な寺社 酉の市は、11月の酉の日に、・・・2024.10.20 揺れ動く曳山の巨体が駆け抜ける、勇壮な唐津くんち歴史から見える人々の暮らし、暦と祭りの文化 今日の趣き-blog- 目次 1. 唐津くんちは、唐津神社の秋季例大祭 2. 唐津くんちの由来と、祭りの行事 3. 曳山行事巡行ルート、唐津くんちの3日間 4. 曳山、曳子と曳子組織 5. 囃子小唄と14台の曳山 6. 玄界灘に面した唐津は、自然に恵まれ絶景スポット 九州北部の秋まつりのひとつで、14台の曳山(ひきやま)と呼ばれる漆塗りの山車を、町の人が「エンヤー、エンヤー」・・・2024.10.20 秋の京都は「時代まつり」、千年の都の歴史を練り歩く歴史から見える人々の暮らし、暦と祭りの文化 今日の趣き-blog- 目次 1. 時代祭は、明治時代より始められた京都三大祭りの一つ 2. 時代祭は、毎年10月22日に行われる平安神宮の大祭 3. 第4回内国勧業博覧会の開催は、京都の町おこし 4. 京都人の心意気と誇りが織り込まれた、壮大な行列 5. 都の1000年を振り返る、時代風俗行列 6. 明治維新から始まり、延暦時代へとさかのぼる 時代祭は、平安神宮の大祭です・・・2024.10.14 川越まつり、山車の囃子と舞、小江戸の風情を楽しもう歴史から見える人々の暮らし、暦と祭りの文化 今日の趣き-blog- 目次 1. 川越まつりは、川越氷川神社の祭礼 2. 始まりは、徳川三代将軍家光の治世下 3. 山車の囃子台の豪華さと、川越まつり独自の個性 4. 山車の伝統的な囃子と踊りは、川越まつり最大のみどころ 5. 世界に知られる文化として、文化財に指定 6. 名産・川越のさつまいも 川越まつりは、毎年10月の第3日曜日とその前日の土曜日に行われる・・・2024.10.10 旧暦10月の出雲は神在月、全国の神々を迎えての大祭 歴史から見える人々の暮らし、暦と祭りの文化 今日の趣き-blog- 目次 1. 神無月とは「神のいない月」ではない「神の月」 2. 全国の神々が集まる出雲は「神在月」 3. 八百万の神々を出雲の地にお迎えする儀式 4. 神在祭の中でもとくに注目される神事が「縁結大祭」 5. 出雲に集まる神々の、留守役を勤める留守神 6. 神無月に出雲に赴かない留守神、恵比寿神 出雲大社の祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)・・・2024.10.02 澄んだ夜空の月と星を眺める、秋分からの夜長の楽しみ歴史から見える人々の暮らし、暦と祭りの文化 今日の趣き-blog- 目次 1. 秋分の日を過ぎ、秋の星空観測にはよい季節 2. 年によって違う、春分の日と秋分の日はどう決まる 3. 日の出、日の入りの時刻の決め方 4. 天文観測によるGMTに対して、原子時計での時刻がUTC 5. 秋分の日は秋の彼岸、春と秋の2回ある「彼岸会」 6. お彼岸は極楽浄土に向かってお参りをすること 秋の星座は、明るい星が少なくなり、やや・・・2024.09.18 「中秋の名月」 十五夜の月を愛でながら、宴を楽しむ歴史から見える人々の暮らし、暦と祭りの文化 今日の趣き-blog- 目次 1. 中秋の名月は、月を楽しむ行事のこと 2. 十五夜とは、日本の伝統的な「お月見の日」 3. 「後の名月」は十三夜、秋晴れが多く美しい月が見られる 4. 神様に感謝し、健康や発展を願う中秋の名月 5. 月見にぴったりの純米吟醸酒・純米大吟醸酒 6. 月見団子は、作物の収穫に感謝し、豊作を祈願するお供え 太陰太陽暦(旧暦)では、月の満ち欠けを・・・2024.09.13