2022.09.282025.05.28 出典:写真AC エゾリスユーモラスな顔立ちと、毛むくもとした姿が愛らしい。エゾリス(蝦夷栗鼠、Sciurus vulgaris orientis)は、ネズミ目(齧歯目)リス科リス属キタリス種の亜種で、日本列島の北海道に分布するリスである。繁殖期は2月下旬から7月下旬で、出産時期は4月上旬から8月、妊娠期間は約40日弱。鳴き声は「シュシュ」「ジュージュー」「グウウー」など鳴き分けている。 エゾリス – Wikipedia 出典:写真AC かわいい北海道の野生動物 Welcome alla festa 陽のあたるテラス 新着・おすすめ -blog- 6月の雨、入梅と梅雨入り 6月の空はどんよりとした雲に覆われ、蒸し暑く、うっとうしい季節と感じてしまいます。雨の日が続けば不快指数も上昇し、気分も滅入ってしまいます。でも、傘をさして歩む足を止めた先に見える樹々は、雨に打たれた木の葉がしっとりと、より鮮やかな緑に輝いています。春から夏への移り変わりを感じさせる季節を梅雨(つゆ)というのは、雨で木の葉に露(つゆ)がたくさん落ちる姿から、こう呼ばれるようになった・・・ 雨の一日、箱根登山鉄道を楽しむ 箱根が交通の要衝として登場するのは、中世の東海道「湯坂路(ゆさかみち)」が開かれてからです。古代では、駿河から相模への交通路はもっぱら足柄道による東海道でした。鎌倉時代になり、湯本から三島への湯坂道が通り、江戸時代には、湯本から畑宿を経て箱根に通ずる東海道が出来ました。徳川幕府は箱根を東海道の交通での自然の要塞として、芦ノ湖畔に関所を設けました。以後、箱根は関所を中心とした宿場町へと・・・ 6月を華やかに美しく、紫陽花(アジサイ) 梅雨の季節は日本の風物詩で、独特の魅力で美しさを感じさせてくれます。雨がもたらす恩恵は自然を豊かに、稲作をはじめとした農作物の生育には欠かせないものです。穀物や野菜が育つのに必要な雨は日本の食文化を支え、自然が生き生きとして美しい季節です。雨に濡れるアジサイの花の美しさも、日本の文化にも深く根付いている風景の一つです。雨が降り続き、厚い雲に隠れた太陽はなかなか顔を出さない、そんな陰鬱・・・ 夏を迎える江戸の祭、三社祭 三社祭(さんじゃまつり)は、毎年5月に行われる浅草神社の例大祭です。5月の第三土曜日前後の金・土・日曜日の三日間に行われます。コロナ禍の影響で2020年以降、規模を縮小しての開催が続いてきましたが、4年ぶりに通常規模での開催となりました。東京の下町に初夏の訪れを告げる三社祭は、地元の江戸っ子をはじめ、国内外から集まった多くの見物客で賑わい、活気に溢れ、熱気に包まれます。最終日早朝、本社神輿・・・ 絵画のある暮らしに癒され、毎日をポジティブに生きる アートのある暮らしは、⼼の安らぎを与えてくれます。壁に掛けられた絵画1枚あれば、空白だった壁に彩りが生まれ、部屋の雰囲気は劇的に変わります。さらには部屋をきれいに保つ意識を高めるなど、心理的な効果が期待できます。アートには、それだけの力があります。絵画を鑑賞したり、描いたりすることで、心身に様々な良い影響が見られます。心身の健康、創造性、認知機能、美意識や教養など、良い影響を・・・2025.05.12 子供の成長に欠かせない、好奇心と創造力を育むおもちゃ 生後の子どもの発達は、新生児期から乳幼児期にかけて、運動機能、感覚機能、認知機能が急速に発達していきます。特に、0歳から3歳までの発達は、人間の精神活動に大切な大脳の80%までが形成され、言葉の獲得、社会性の発達、生活習慣の習得などが進みます。感覚器官である「視覚」「聴覚」「嗅覚」「触覚」「味覚」の五感を通じ、情操を豊かにし、社会性を高め、運動能力を培うなどの役割を果しています・・・2025.05.12 美味しいチーズの満足感は、心も癒される最高の栄養 チーズには、体にいい栄養成分のカルシウムやタンパク質、ビタミンなどを豊富に含み、骨の健康をサポートしたり、ダイエット・トレーニング時の栄養補給、体調を整えるなど、筋肉の維持や疲労回復に役立つなど、多くのメリットがあります。ただし、高脂肪で高カロリーなため、適量を守って摂取することが大切です。チーズにはたくさんの種類があるので、どれが自分にぴったりなのか悩む方も多いと思います・・・2025.05.05 スムージーの美味しい栄養で、健康効果と美容効果 凍らせた果物や野菜等をミキサーにかけて作る、シャーベット状の滑らかな飲み物がスムージー( Smoothie)です。1920年代にアメリカ西海岸で生まれたとされ、スムージーという名前の由来は、英語の「smooth(滑らかな)」からきています。当時のアメリカでは電化製品が各家庭に広まり、ミキサーも普及し始めたことから、手軽に作られるようになりました。当初のスムージーはシロップや牛乳、アイス・・・2025.05.01 コーヒーを知れば、もっと好きな味わいに出会える 嗜好品としてのコーヒーは、エチオピアが発祥で、アラビアに伝わったとされていますが、当初は薬として飲用されていたそうです。コーヒーの木は、エチオピアの高原で自生していました。最初は現在のように豆を煎り、粉砕して飲むようなことはしていませんでした。実をそのまま食べたり、つぶしたり発酵させて食用として食べていたという歴史があります。やがてアラビアではコーヒーを薬用として用いられる・・・2025.04.10 古くから受け継がれ、文化や生活に根ざした伝統工芸 伝統工芸品は、長い年月を経て風土と歴史の中で育まれ、時代を越えて受け継がれた伝統的な技術・技法により作られています。手作りの素朴な味わい、親しみやすさ、優れた機能性等が、大量生産される画一的な商品に比べて、私たちの生活に豊かさと潤いを与えてくれます。伝統工芸品は地域に根ざした地場産業として地域経済の発展に寄与するとともに、地域の文化を担う大きな役割を果たしてきています。しかし・・・2025.04.10 自分に合った枕選びで、睡眠の質は変わる! 忙しい現代人にとって睡眠は大切です。「睡眠の質」を改善するために、枕をはじめ寝具を見直そうとしますが、枕を替えれば睡眠の質は変わるのでしょうか。睡眠の質とは、健康的な生活だと実感することが多いほど「良質な睡眠」といえます。睡眠の質を理解するために、睡眠中の「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を知ることです。レム睡眠:身体は休んでいるものの、脳は起きている状態ノンレム睡眠:脳も身体・・・2024.04.10 1300年の歴史、東大寺に秘められた美の世界 奈良公園のあちこちにいる鹿は、人慣れしていますが飼育されているわけではありません。奈良公園に生息する鹿は国の天然記念物に指定されている野生動物です。奈良時代末期(8世紀後半)に成立したとみられる最古の和歌集である万葉集には、実際に鹿がいたことが書かれ、春日大社に祀られている「武甕槌命(たけみかづちのかみ)」が白いシカに乗ってやってきたという伝説があります。東大寺は「奈良の大仏・・・2025.03.29 春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」太陽が春分点を通過する瞬間を含む日は「昼と夜の長さが同じになる日」といわれ、この日が春分の日(しゅんぶんのひ)です。この日を境に昼がだんだん長くなっていき、夜が短くなり、春の訪れを実感する季節の節目となる日です。しかし、厳密にいうと、春分の日は、実際には昼の方が少し長くなります。季節の変化を表す二十四節気のひとつで、 冬が終わりを告げ春の訪れが感じられるこの日を、昔から人々は自然・・・2025.03.20 針供養は事八日の行事、「事始め」「事納め」の特別な日針供養は、折れたり、錆びたり、曲がったりして使えなくなった縫い針を集めて社寺に納めたり、豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺したりして縫い針を供養する行事で、2月8日または12月8日に行われます。毎日裁縫をしている人も、この日は裁縫を休んで針の供養を行います。裁縫に欠かせない針に感謝すると同時に、裁縫がもっと上手になるようにと願います。東日本では2月8日、西日本では12月8日に行う・・・2025.02.27 節分とは? 豆まきの由来・鬼のパンツ柄にまつわる歴史「鬼は〜外! 福は〜内!」節分(せつぶん)は「季節を分ける」季節の変わる節目の日をいい、立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日、1年に4度ありました。中でも大寒の最終日である立春は、日本では厳冬が明けて草木が芽吹くとして尊ばれたため、立春は1年の始まりとして、次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていきました。節分は1年が始まる前日、すなわち大晦日(おおみそか)に相当する日・・・2025.02.02 勤労感謝の日の由来は、秋の実りを感謝する伝統の祭り一年最後の祝祭日となる「勤労感謝の日」ですが、さて、どんなお祝いをする日なのでしょうか。勤労感謝ですから、働く人に感謝をする日とされるので、子どもの頃は、家族のために働く父親に感謝する日だと思っていませんでしたか。確かにそういう面はありますが、実は勤労感謝の日の由来は父親への感謝とは少し違うところにあります。日本では、古来より食料の生産、農作物の収穫は人々の生活を支え、国家とし・・・2024.11.21 酉の市は、威勢よく「縁起熊手」を売る、年末の風物詩酉の市は、11月の酉の日に、浅草の酉の寺をはじめ関東各地で行われる、開運招福・商売繁盛を願う祭りです。 江戸時代から続く年中行事で、正月を迎える最初の祭りとされていました。「トリ」が「取り込む」につながるところから、商売繫盛の縁起を担ぐ動物ともいわれています。酉は「とりこむ」という連想から、商売でお客様を取り込もうと、酉の市では、縁起物の「熊手」が売られます。福や財を「かき込む・か・・・2024.10.20 揺れ動く曳山の巨体が駆け抜ける、勇壮な唐津くんち九州北部の秋まつりのひとつで、14台の曳山(ひきやま)と呼ばれる漆塗りの山車を、町の人が「エンヤー、エンヤー」「ヨイサー、ヨイサー」の掛け声で引いていきます。曳山の形はどれも異なり、獅子や兜、亀や鯛などの形をしていて、和紙や漆、金箔などで仕上げられた世界最大級の乾漆造の美術工芸品です。重陽の節句の旧暦9月9日を指す「供日(くにち)」が由来で、「おくにち」がなまって「くんち」という呼・・・2024.10.20 秋の京都は「時代まつり」、千年の都の歴史を練り歩く 時代祭は、平安神宮の大祭です。平安遷都1100年を記念して、明治28年(1895)に始まりました。明治維新時代から平安京の造営された延暦時代まで、時代時代のスタイルに扮して、約2000人の市民が京都のまちを練り歩く時代風俗行列がみどころです。東京遷都によって、多くの人たちが京都を離れ、人口は激減しました。京都市民は伝統都市の復興、改革への意欲に燃え、立ち上がります。博覧会の開催は、京都の勧・・・2024.10.14 川越まつり、山車の囃子と舞、小江戸の風情を楽しもう川越まつりは、毎年10月の第3日曜日とその前日の土曜日に行われる関東三大祭りのひとつです。国の重要無形民俗文化財やユネスコ無形文化遺産にも登録されています。「蔵造りの街並み」や「時の鐘」など、古き良き日本の情緒が残る小江戸・川越は、 人気の観光地として日々にぎわいを見せています。江戸の「天下祭」を今に再現した山車行事が特徴の、絢爛豪華な山車が町中を曳行します。川越藩主の松平信綱が、・・・2024.10.10 旧暦10月の出雲は神在月、全国の神々を迎えての大祭出雲大社の祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は、「出雲の国造りをし、日本誕生の礎を築いた国津神の主宰神」とされています。ヤマタノオロチを退治した須佐之男命(すさのおのみこと)と並び、「古事記」「日本書紀」の神話に登場する代表的な神です。「古事記」では須佐之男命の六代後の子孫、「日本書紀」では須佐之男命の子ともされています。高天原を治めていた天照大御神(あまてらすおお・・・2024.10.02 澄んだ夜空の月と星を眺める、秋分からの夜長の楽しみ秋の星座は、明るい星が少なくなり、ややさびしい印象になります。それでも、宵の口にはまだ夏の星座が西に見えていますし、深夜には冬の星座ものぼってきます。また、秋の夜空には、見ごたえのある星雲や星団がたくさんあります。秋の夜長には、双眼鏡や天体望遠鏡を用意して、じっくりと星めぐりを楽しんでみてください。二十四節気の「秋分」は、「春分」と同じく、昼と夜の長さがほぼ等しい日といわれ・・・2024.09.18 「中秋の名月」 十五夜の月を愛でながら、宴を楽しむ太陰太陽暦(旧暦)では、月の満ち欠けをもとに日付が決められ、毎月15日の夜が十五夜です。月見をするのは8月の十五夜のことが多いため、特別に、旧暦の8月15日の夜の月を「十五夜の月」といい、「中秋の名月」と呼んでいます。旧暦8月15日を「中秋」、旧暦の8月を「仲秋」といいます。旧暦では、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月~9月を秋、10月〜12月を冬とし、旧暦8月は秋の真ん中なので仲秋と呼ばれ・・・2024.09.13 訪日外国人は、ホテルより純和風の宿、泊まりたい 外国人観光客に人気なのが伝統的な日本家屋の宿です。特にリピーターで日本を訪れる外国人は「伝統的な日本を体験したい」「日本のふつうの生活体験をしてみたい」と、都会のホテルから離れ、田舎の古民家や京都の町家に泊まっています。古民家や町家が宿として再生されることは、外国人観光客にとっては日本でのかけがえのない経験ができる場になります。現在の日本でも、急増した空き家を上手に再生して利・・・2024.07.09 訪日外国人が好む、和に癒される温泉、心地よい日本の温泉といってもいろいろなタイプがあり、必ず紹介されるような有名温泉は外国人にも人気です。その理由には外国語での情報が多いことやアクセスが良いことです。大きな温泉地は外国語の情報が充実しているところが多く、安心して出かけられるからでしょう。でも、近ごろの温泉好きな外国人は日本情緒あふれる温泉街と宿を求め、昔ながらの秘湯系温泉を訪れたりしています。しかし、人里離れたところに・・・2024.07.08 外国人の多くが訪れる観光地「京都」、行きたい(2)訪日外国人客が日本滞在中に商品を購入し、サービスを利用することで、日本の経済成長につながります。 また、訪日外国人客が首都圏だけではなく日本の地方都市を訪問すると、その地域の雇用創出や消費の拡大につながります。こうしたインバウンド効果に対して、外国人観光客の対応をする際に、国籍、言語、宗教、趣味嗜好の違いなどがあり、それぞれに対応する必要があります。 文化や風習の違いなどが原因で・・・2024.07.05 外国人の多くが訪れる観光地「京都」、行きたい(1)インバウンド増加によるメリットは、国内への経済効果であり、地域活性化です。日本の歴史や伝統文化、訪日中に体験した地域の魅力を SNS などで伝われば、地域を訪れる外国人観光客が増え、新たな雇用やサービスも生まれます。外国人観光客との文化や風習の違いなどでのトラブルや、マナー違反などの風紀の悪化は、オーバーツーリズムとなり、インバウンド増加のデメリットです。また、決済方法や Wi-Fi 環・・・2024.07.05 益子焼を生み育てた人たち、愛した郷土の人たち益子焼(ましこやき)は、栃木県芳賀郡益子町周辺、真岡市、茂木町、市貝町で作られている陶器の名称です。砂気の多いゴツゴツとした土の質感と、重厚な色合いとぼってりとした感触が特徴で、JR信越本線横川駅の駅弁、日本随一の人気駅弁と評されたこともある「峠の釜めし」の土釜でも有名です。益子で窯が開かれ、焼き物が焼かれるようになったのは古く、奈良時代とされています。江戸時代以降、陶製日用品・・・2024.06.21