暦でめぐる季節


6月の雨、入梅と梅雨入り


夏を迎える江戸の祭、三社祭


「土用」とは? 運気を上げる過ごし方


お彼岸には、定番「おはぎ・ぼたもち」のお供え


見て楽しむ「秋の七草」


冬至には「かぼちゃ」と「ゆず」


年神様をお迎え、おせち料理


バレンタインデー、「恋人たちの日」の起源に驚いた


出典:食ZENラボ

「暦(こよみ、れき)」とは、日を記録するもの、現代ではカレンダーのことです。
暦には、太陽をもとにしたグレゴリオ暦の「太陽暦」、月の満ち欠けをもとにしたヒジュラ暦の「太陰暦」、太陰暦をもとに太陽の動きを加味した日本の旧暦とヒンドゥー暦の「太陰太陽暦」の3種類があります。

中国の暦が日本に伝えられ、江戸時代までは太陰太陽暦が使われていましたが、明治政府によりグレゴリオ暦が導入されました。現在でも民間では太陰太陽暦は年中行事や占いのために用いられ、これを旧暦と呼び、グレゴリオ暦を新暦と呼んでいます。
日本の伝統的な祝日の多くは旧暦に基づいており、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼ばれる24の季節の節目を設け、立春、夏至など、なじみ深い言葉です。この他にも雑節(ざっせつ)と呼ぶ節分、彼岸、土用、八十八夜などがあり、現在でも季節の行事が行われています。もともと旧暦は季節を知る役割があり、「暦でめぐる季節」の季節感は旧暦のほうが出るのではないでしょうか。