果物の名産地を厳選して、旬の美味しさを味わおう
今日の趣き-blog-
本ページはプロモーションが含まれています。
スイカには、アメリカや中国から伝わったもの、日本で育成したものを合わせ、50種以上の品種があります。紅肉、黄肉、白色種の3つがあり、紅肉種が90パーセントを占めます。
植物ホルモンを使った、種子なしスイカが実用化されたのは昭和22年でしたが、このスイカは晩生で、真夏を過ぎ、スイカがあきられた頃に収穫されることが欠点でした。また、冷蔵庫に入る大きさが求められ、昭和34年に小玉スイカが誕生しました。
現在は、スーパー等での大玉スイカのカット売りや、甘さを謳うスイカが主流となり、時代が変わり、スイカの需要も変わりつつあります。こうして、スイカは庶民の生活と共に変化を続けているのです。
1. 甘いスイカの選び方
スイカは紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、10世紀には中国に伝わり、日本には16世紀後半頃に渡来したといわれています。よく冷えたスイカの甘い果汁とシャリシャリッとした食感は、暑さで疲れた体を癒してくれます。
美味しいスイカ、甘いスイカを、見た目や手触りで、見分けることは難しいことです。選び方には、4つのポイントがあります。
1、シマ模様で選ぶ
スイカ表面の黒と緑のシマがはっきりして、盛り上っているのは元気に育ったことを物語っており、甘味が強いことを示しています。
2、音で選ぶ
スイカを手で叩いて、「ポンポン」と低い音で響いたら食べごろです。ギュッと実が詰まってスイカらしい食感が感じられます。
3、ツルで選ぶ
ツルが緑色で周りが盛り上がっている。スイカは完熟になるとツルの付け根より周りが盛がってきます。
4、お尻で選ぶ
スイカのお尻にある、オヘソの部分が大きいものは食べ頃を表します。逆に、オヘソの部分が小さいものは日持ちすることを表しています。
2. スイカの健康・美容効果
スイカの薬効
中国の古典『神農本草径』にはスイカに関する記載が一項目もありませんが、これを原点として、李時珍(明代)が著した『本草網目』にはスイカの薬効が記されています。
1. 尿の出を良くする
2. 酒毒を防ぐ
3. 血尿に効く
4. 口や舌、口の周辺にできたおできを治す
5. 風などによるのどの痛み及び腫れを治す
6. 腰痛に効く
夏の炎暑で疲れたからだを癒すには冷たいスイカを食べると 即効性があります。水分も多く、豊富に含まれているカリウムなどとの相乗的な働きにより、からだに涼を呼び爽快感を与えます。
スイカの成分と効能
種子はリノール酸や たんぱく質が非常に多く、ビタミンB郡やEが豊富です。一方、種子には解毒作用があり熱さましに用いる他、果肉と同じく尿の出をよくする効果があります。また、果皮や果肉にはシトルリンというアミノ酸が含まれており、これが利尿効果を高め、むくみをとる効果があるとされています。
スイカの栄養素
栄養的には、果肉の成分は約95パーセント が水分(果汁)で、このうち6~8%が糖分です。ビタミンA(カロテン)やB1、B2、Cの他、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類、グルタミン酸やアルギニンな ど、多くの成分をバランスよく含んでいます。
シトルリン
多くの女性が体のむくみに悩んでいます。スイカに多く含まれるシトルリンには、血液を改善する効果があるので、スイカを食べると手足のむくみの改善が期待できます。シトルリンは、ほかの果実にはほとんど含まれない成分です。
リコピン
スイカの赤い色は、リコピンと呼ばれる赤い色素成分によるものです。 スイカに含まれるリコピンの量は、なんとトマトの1.5倍あり、美肌を損なう活性酸素を除去する力が強いことで知られ、体脂肪燃焼効果があります。
カリウム
カリウムは、高血圧など循環器疾患の予防に効果的です。また、カルシウムの骨への蓄積を高め、女性に多い骨粗しょう症予防効果も明らかになっています。
β-カロテン
アンチエイジング食材“緑黄色野菜”の条件は100g中にβ-カロテン600μg以上含有することですが、スイカに含まれるβ-カロテンの量は、体内でビタミンAに変換され、新陳代謝を促し、肌の老化を予防します。
ビタミンC
スイカにはβ-カロテンから変換されるビタミンAのほかに、コラーゲン線維の合成に関与して皮膚の弾力性をアップさせるビタミンCが含まれています。
3. スイカの美味しい産地
全国のスイカ収穫量を見ると、1位は熊本県(48,000トン)、2位は千葉県(36,800トン)、3位は山形県(31,400トン)、第4位は新潟県と鳥取県(共に19,000トン)と続きます。「農林水産省の作物統計調査(2022年)」
熊本県
温暖な気候で土壌も肥沃な熊本県は、日本で最もスイカの生産量が多く、最高のスイカの名産地と呼ばれています。
千葉県
『富里といえば・・・スイカ』と連想されます。 千葉県はすいかの生産量が全国で第2位で、その多くを富里のスイカが占めています。
山形県
山形県内では、尾花沢市、村山市、大石田町などが主な産地になっており、「尾花沢すいか」は全国的なブランドとして知られています。全国第3位の生産量を誇ります。特に夏(8月)の生産量は日本一です。
新潟県
独特の気候条件からとっても美味しいスイカが育ちます。生産量・消費量ともに多く、シャキッとした歯ごたえとジュースの様な甘さが特徴です。
鳥取県
大山山麓の豊かな土壌で育ち、大玉で甘みたっぷりの「鳥取すいか」は、全国トップクラスの 生産量を誇ります。
各産地の風土に合わせた栽培方法で、全国での栽培が可能になったスイカです。名産地ごとのスイカを食べ比べてみて、お気に入りを見つけてみてください。
4. 美味しいスイカ、12選
山形県産 ”尾花沢スイカ” 6Lサイズ 1玉約10kg以上 ちょっと訳あり
山形県産 小玉すいか 2kg(秀品/2玉入り)
長野県 南原ファーム 波田産スイカ 信州の黄昏(金色羅皇) 2L-3L(約7-9kg)
熊本県産 植木スイカ1個
熊本県産 小玉すいか 1玉
愛知県産 実生すいか(6~7kg 2玉)
千葉県産 富里スイカ/JA富里市 小玉すいか 1玉
鳥取県 ”大栄黒小玉スイカ” 秀品 3~6玉 約10kg
滋賀県産 風車小玉すいか(ひとりじめHM)
北海道産 でんすけすいか スイカ黒皮 ジャンボスイカ 当麻町 L〜2L/6〜7kg 1玉
北海道共和町産 らいでんすいか(秀品 2L〜4L 5.5kg以上)
山形県産 スイカ 金色羅皇 6kg 1玉