冬至(とうじ)
12/21~1/4
立冬から始まる冬の中間点。
一年間で夜がもっとも長く、昼がもっとも短い日。中国の易経では冬至のことを「一陽来復」ともいう。
雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)
末侯:12/31~1/4
麦が雪の下で芽を出す。
雪に覆われた麦畑の下で、麦が芽を出す頃のこと。
この時期、正月のおせち料理に欠かせないのがクワイの煮物。
「大きな芽が出る=めでたい」という縁起物の食材とされている。
麋角解(さわしかのつの おつる)
次侯:12/26~12/30
シカが角を落とし始める。
「麋」は大型のシカの一種。
オスの角が一年に一度、根元から抜けて生え変わる頃のこと。
乃東生(なつかれくさしょうず)
初侯:12/21~12/25
ウツボグサが芽を出す。
「乃東」とは、漢方薬にも使われるウツボグサのことで、冬至の頃に芽が出て、夏至の頃には枯れてしまうため「夏枯草」とも呼ばれる。
そのウツボグサの芽が出てくる頃のこと。