大雪(たいせつ) 二十四節気のブログ


大雪(たいせつ)
12/7~12/20
山だけでなく平野部や街中にも雪が降り始める頃。
クマが冬眠に入るのもこの頃。
大雪(たいせつ)は二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、雪が多く降る時季を意味します。
山々は雪景色となり、平野でも雪が降り積もる季節です。
気温が下がり本格的な寒さが到来するのもこのころから。

出典:婦人画報デジタル
出典:婦人画報デジタル

鱖魚群(さけのうおむらがる)
末侯:12/16~
鮭が群がり川を上る。
川で生まれ海で育ったサケが、産卵のために生まれた川に群れをなして戻ってくる頃のこと。
海に出てから再び川に戻るまで三~四年ほどかかるが、水のにおいを記憶しているために生まれた川に戻ってこれるのだという。
サケが川を遡ることを「サケの遡上」といい、北海道など北国の冬の風物詩になっている。



出典:香源について – 香源

熊蟄穴(くまあなにこもる)
次侯:12/12~
熊が冬眠のために穴に篭る。
クマが冬ごもりのために穴に入る頃のこと。
クマはほんの小さな音でも目を覚ますほど眠りが浅い。
山でクマが冬眠するこの時期、海ではキンメダイやブリ、カキなどが旬を迎える。なかでも鮮やかな紅色の体に金色に輝く目を持つキンメダイは、見た目に美しく、刺身や煮付けなどで食す美味な冬のごちそうだ。

出典:香源について – 香源

閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
初侯:12/7~
天と地が寒がり真冬になる。
重く垂れ込めた雲に天地の気が塞がれて、深閑とした真冬がやってくる頃のこと。
中国の暦ではこの時期を、山鳥も鳴かなくなる時節という意味で「鶡鳥不鳴」と呼ぶ。