芒種(ぼうしゅ)
十四節気 6月6日〜6月20日頃
芒種(ぼうしゅ)とは、稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃のこと。
稲の穂先にある針のような突起を、芒(のぎ)といいます。この頃から、雨空が増えていきます。
梅子黄(うめのみきばむ):
末候 6月16日〜6月20日頃
梅雨入りと同じくして、梅の実が薄黄色に色づく頃。梅雨という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味です。黴(カビ)が生えやすい季節なので、「黴雨(ばいう)」と書くこともありました。
腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)
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次候 6月10日〜6月15日頃
ホタルが暗闇に光を放ちながら、飛び交う頃。きれいな水辺に住んでいると思われがちですが、野原でも蒸れて腐りかけた草の下で、明かりを灯し始めます。
蟷螂生(かまきりしょうず)
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初候 6月5日〜6月9日頃
秋に生みつけられた卵から、かまきりが誕生する頃。かまきりは農作物には手をつけず、害虫を捕まえてくれる、私たちにとってありがたい存在です。
四国地方が梅雨入り
今日6月9日(日)、高松地方気象台は「四国地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より4日遅く、昨年より11日遅い梅雨入りです。
四国ではこの先晴れる日もありますが、こんどの週末にかけて次第に梅雨前線の影響を受ける日が出てくる予想です。 2024/06/09 11:00 ウェザーニュース
平年の梅雨入りは近畿地方で6月6日、関東甲信地方で6月7日です。
日本で梅雨は5月末~7月初旬・中旬に掛けてですが、平年では近畿地方で6月6日ころ、関東甲信地方で6月7日です。平年、最も早い梅雨入りは沖縄で5月10日、奄美が5月12日頃ですが、近年では本州の梅雨入りが早い傾向です。 2024.06.10