二十四節気のブログ 2024.10.052025.09.30 秋分(しゅうぶん) 9/23~10/7立秋から始まる秋の中間点。季節の変わり目でもある秋分の日。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が示すとおり、秋分の日になると、暑さも収まり、過ごしやすい気候になっていくといわれています。 白露(はくろ) 9/7~22秋めいて、白露を結ぶ。明け方、草花に白露が宿り、秋が深まる頃。白露(はくろ)とは、夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃。降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていきます。 処暑(しょしょ) 8/23~9/6頃暑さがおさまる。暑さが和らぎ、台風シーズンになる頃。厳しい暑さの峠を越した頃、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。暑さが和らぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の到来でもあります。 立秋 (りっしゅう) 8/7~8/22頃秋になる時。暑さは続くが、秋の気配を感じる頃。立秋(りっしゅう)の頃、毎日暑い日が続きますが、お盆明けには秋の気配が少しずつ感じられます。この日から、季節の挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いに替わります。 大暑(たいしょ) 7/22~8/6夏の暑さが本格的になる頃。梅雨明け直後の最も夏らしく暑い時期です。夕立ちや雷も多く、気温もこれからどんどん上がっていきます。体力を保つために鰻を食べる「土用の丑」や、各地でのお祭り、花火大会もこの期間にたくさん行われ、夏の風物詩が目白押しです。 小暑(しょうしょ) 7/7〜7/22本格的に暑くなり出す。長く続いていた梅雨もそろそろ終わりを告げ、いよいよ本格的な暑さが始まります。ですが、梅雨明け頃は湿った空気が梅雨前線に流れ込み、集中豪雨となることも。 夏至(げし) 6/21~7/6立夏から始まる夏の中間点。「夏に至る」と書くように、夏至を過ぎると、いよいよ本格的な夏の到来。夏至は、冬至とは反対に、一年で最も昼が長く夜が短くなる日で、昼の12時のときの太陽の高さも、一年で最も高くなります。これから暑さは日に日に増していきます。 芒種(ぼうしゅ) 6/5〜6/20稲や麦などの種を蒔く頃。イネやムギなどの芒(のぎ)のある作物の種を播(ま)く時節というところから芒種といわれる。芒種という字に含まれる”芒(のぎ)”とは、イネ科植物の”穂先の毛”のようなもののこと。そのため、芒種は”芒”の”種”、「米や麦などの穀物の種をまく時期」という意味があります。 小満(しょうまん) 5/21~6/4草木が成長して生い茂る頃。日差しが強まって気温が上昇する時期です。温暖で安定した気候のなかで、山や野原の植物が急速に成長し、緑があふれる美しい季節となります。小満には、あらゆる生き物が勢いよく成長して生命力に満ちるという意味があります。 立夏(りっか) 5/5~5/20夏になる時、夏の兆しが見え始める頃。野山に新緑が増え、夏の気配が感じられる頃。立夏(りっか)とは、二十四節気のひとつで、暦の上では夏の始まりを意味します。2025年は5月5日頃に訪れ、ゴールデンウィーク明けに始まり、5月20日頃まで続きます。 穀雨(こくう) 4/20~5/4穀物を潤す雨が降る。立夏の前、徐々に夏が近づいてくる時期。穀雨(こくう)とは、地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨が、しっとりと降り注いでいる頃のことです。 清明(せいめい) 4/4~19万物が清く明るく生き生きと見える、すべての物事が清く明らかになっている頃。清明の時期は、春風が吹いて暖かくなり、空気が新鮮で爽やかになります。また、桜を始めとするさまざまな草木の花が咲き誇り、お花見シーズンも到来します。 春分(しゅんぶん) 3/20~4/3立春から始まる春の中間点。昼と夜の長さがほぼ同じになる日。春分には太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。この日を境に夏至までの間、少しずつ日脚が伸び昼の時間が長くなっていきます。春分の中日として前後3日間、合わせて7日間ずつが「お彼岸」の期間となります。 啓蟄(けいちつ) 3/5~19虫が目覚め動き出す。土の中で冬ごもりしていた虫たちが出てくる頃。「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」という意を示します。 雨水(うすい) 2/18~3/4雪や氷が解け、雪に変わり雨が降る。雪や氷が解けて水になり、雪が雨に変わる頃。実際にはまだ雪深いところも多く、これから雪が降り出す地域もあります。記録的な大雪に見舞われた地域では、雪が消えるまでにはまだ長い時間がかかりそうです。 立春(りっしゅん) 2/3~17春になる時、春の始まりであり、1年のはじまり。厳しい寒さも峠を越えて、あたたかい春の気配が感じられる頃。立春は二十四節気では一年の始まりとされており、八十八夜、二百十日、二百二十日などは立春から数えた日にちになります。立春の前日は節分になります。 大寒(だいかん) 1/20~2/2寒さが最も嚴しくなる。一年で最も寒さが厳しくなる頃です。大寒は、冬の季節の最後の節気、 春は目前ながらますます寒さ厳しい時期です。冬の挨拶状である寒中見舞いの「寒中」は、小寒と大寒をあわせた約30日間を指す言葉であり「寒の内(かんのうち)」とも呼ばれます。 小寒(しょうかん) 1/5~19本格的に寒くなり出す。暦の上では冬の寒さが一番厳しい時期となる。この日から寒中見舞いを出し始める。小寒と大寒をあわせた期間は、「寒」「寒中」「寒の内」などと呼ばれ、小寒の初日は「寒の入り(かんのいり)」ともいいます。 冬至(とうじ) 12/22~1/4立冬から始まる冬の中間点。一年間で夜がもっとも長く、昼がもっとも短い日。中国の易経では冬至のことを「一陽来復」ともいう。 大雪(たいせつ) 12/7~山だけでなく平野部や街中にも雪が降り始める頃。クマが冬眠に入るのもこの頃。大雪(たいせつ)は二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、雪が多く降る時季を意味します。山々は雪景色となり、平野でも雪が降り積もる季節です。気温が下がり本格的な寒さが到来するのもこのころから。 小雪(しょうせつ) 11/22~暦の上では、寒くなって雪が降る頃です。ただ、実際に雪が降るかどうかは、地方によって様々ですし、年によっても違います。わずかな雪が降る頃という意味です。山などに雪がみられる時期ですが、それほど多くないことから小雪と呼ばれるようになりました。 立冬(りっとう) 11/7~暦の上での冬の始まり。冬の訪れを告げる「木枯らし一号」もこの頃。北風が身にしみる時期。立冬(りっとう)とは、冬がはじまる頃。木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、はやいところでは初雪の知らせが聞こえてきます。真冬の寒さに備えて、冬の準備を始める「こたつ開き」の時期でもあります。 霜降(そうこう) 10/23~秋も終わりに近づき、早朝に霜が降りはじめる時期。「霜降(そうこう)」とは、四季よりもさらに細かく分けられた「二十四節気」のひとつ。秋が一段と深まり、冬に向けて気温がグッと下がる10月下旬ごろ〜11月上旬ごろの時期を指します。 寒露(かんろ) 10/8~秋本番を迎えて野の草花に冷たい露が結ぶ頃、秋晴れの爽やかな日が続きます。二十四節気が秋分から寒露へと変わり、草木に冷たい露が宿る頃となりました。朝夕はひんやりと肌寒く、本格的に秋も深まる季節です。空気も澄み渡り、夜空を見上げると、冴え冴えと輝く月が見られます。 秋分(しゅうぶん) 9/22~二十四節気が白露から秋分へと変わりました。秋分は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになる頃です。太陽が極楽浄土があるという真西に沈み、先祖と通じ合える日とされていることから、秋分の日を中心とした一週間は、お墓参りをする習慣があります。