立冬(りっとう)
11/7~21
冬になる時、木枯らしが吹き、冬の気配を感じる頃。
暦の上での「冬の始まり」を意味します。
「立」には新しい季節になるという意味があり、大きな節目になる時期です。
今の時期は秋となりますが、暦上ではもう冬になるということになります。


金盞香(きんせんかさく)
末侯:11/17~
水仙の花が咲き始める頃。
キク科のキンセンカではなく、スイセンのこと。
春に咲くキク科のキンセンカとは別のもので、水仙の異名「雪中花」としても知られています。

地始凍(ちはじめてこおる)
次侯:11/12~
寒さも増し、大地が凍り始める頃。
夜は冷え込みがいっそう厳しくなり、冬の訪れがはっきり肌で感じられる季節です。
この時期は、寒さで大地が凍り始める頃とされています。
地中の水分が凍って霜柱ができたり、空気中の水分が氷の結晶となって霜が降りたり、寒さで色々なものが凍り始めます。

山茶始開(つばきはじめてひらく)
初侯:11/7~
冬の始まりにサザンカの花が咲き始める頃を指します。
昔は「山茶」と「椿」が混同されることがあり、候の読み方が「つばき」となったため、その名で呼ばれています。
サザンカの花が咲き始める頃、冬の始まりを意味します。
