初詣でご利益、関東の縁結びや厄除開運


神田神社
通称「神田明神」。神田祭を行う神社として知られる。東京都心108町会の総氏神様で、商売繁盛、縁結びなど数多くのご利益があり、常に参拝者で賑わっている。御祭神には一之宮に大己貴命(おおなむちのみこと)、二之宮に少彦名命(すくなひこなのみこと)、三之宮に平将門命(たいらのまさかどのみこと)が祀られる。だいこく様の名で親しまれる大己貴命は縁結びの神様、えびす様と称される少彦名命は商売繁昌の神様、平将門命は除災厄除の神様として古くから人々に信じられてきた。


東京大神宮
天照皇大神・豊受大神を主祭神とする。天之御中主神・高御産巣日神・神御産巣日神・倭比売命を相殿に祀る。伊勢神宮の遥拝殿として創建されたこと、ご祭神が伊勢神宮の内宮・外宮と同じ「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」「豊受大神(とようけおおみかみ)」であることから、「東京のお伊勢様」と呼ばれている。縁結びのご利益は絶大との噂で、恋愛成就のパワースポットとして若い女性を中心に人気を集めてる。


日枝神社
江戸三大祭の一つ、山王祭が行われる。大山咋神(おおやまくいのかみ)を主祭神とし、相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)を祀る。古くから江戸城の鎮守神として祭られ、現在でも縁結びをはじめ、良縁・仕事運・商売繁盛などのご利益を求めて多くの参拝者が訪れる。「日枝神社」の神使は「神猿(まさる)」とよばれる“おサルさん”。社殿の両脇には狛犬ならぬ“狛猿”も鎮座している。


寒川神社
相模國一之宮。関東地方における著名な神社の一つであり、年間約200万人に及ぶ参拝者が訪れる。現在の祭神は寒川比古命(さむかわひこのみこと)、寒川比女命(さむかわひめのみこと)の2柱で、寒川大明神と総称される。全国で唯一と称される八方除の神社。「八方」はあらゆる方角を意味しており、「八方除」は身に降りかかるすべての厄災から身を守る御神徳のこと。地相、家相、方位、日柄、交通、厄年などに由来する全ての災難を取り除き、家業繁栄・福徳開運をもたらす神様。そのご利益は絶大で、引っ越しや転職、開業など人生の節目にぜひ訪れたいパワースポットである。


成田山新勝寺
真言宗智山派の仏教寺院であり、同派の大本山の一つである。山号は成田山。本尊は不動明王で、当寺は不動明王信仰の一大中心地である。そのため、成田不動、お不動さまなどといった通称でも広く親しまれてきた。成田山境内には、国指定重要文化財である仁王門、光明堂、釈迦堂などをはじめ、数多くの堂塔伽藍がある。御堂ごとに、開運厄除け、出世、商売繁昌、恋愛成就などさまざまなご利益があるといわれ、参詣者の信仰を集めている。


妙見本宮 千葉神社
妙見信仰に基づく厄除開運、八方除の神社「千葉神社」。星の神様「妙見様」をお祀りする総本宮。別称は北辰妙見尊星王の本宮を意味する「妙見本宮(みょうけんほんぐう)」。人間の星(運命)や全方位を守護する「妙見(みょうけん)さま」として親しまれており、日本有数の「妙見信仰」の中心でもある。人間に起こりうる病気・事故・怪我などの「厄(やく)」と呼ばれる人間の悪い星(=悪い運命)を取り除き 、善い星(=善い運命)へと導いてくれるとされており、千葉や関東のみならず遠方から多くの人が訪れる。受験合格や学業向上は同じ境内にある千葉天神で祈願する。


関東厄除け三不動・千葉厄除け不動尊
大乘山妙泉寺(みょうせんじ)、または關叡山德道寺(とくどうじ)は、千葉県東金市山田にある天台宗系の寺院である。山号は関叡山。千葉厄除け不動尊の通称で知られ、祈願寺で初詣(新年初詣祈願大祭)には多くの参拝客で賑わう。安産祈願・初宮参り・七五三参りなどの子育てのお祝い祈願を年間を通して行っており、護摩堂内に祀られる千葉子育て観音に祈願する。境内には、水子供養のための地蔵堂千葉子安地蔵尊や縁結び大社などがある。


武蔵一宮 氷川神社
東京都・埼玉県近辺に約280社ある氷川神社の総本社である。他の氷川神社と区別する際は「大宮氷川神社」とも呼ばれる。荒川流域、特に旧武蔵国足立郡を中心にして氷川信仰に基づく氷川神社が多数分布しており、当社はその中心である。「大宮」の地名は、当社を「大いなる宮居」と称えたことに由来する普通名詞から転じたものである。ご祭神は須佐之男命(すさのうのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)を祀る。家内安全・商売繁昌・交通安全・縁結・安産・災難除・心願成就などの御利益を求めて、連日多くの人が祈りを捧げる。


笠間稲荷神社
茨城県笠間市にある神社(稲荷神社)である。五穀豊穣、商売繁盛の神として古くから厚く信仰され、関東はもとより日本各地から年間300万人を超える参拝客が訪れる。祭神は日本神話に登場する女神、宇迦之御魂神(うかのみたまのみこと)である。伏見稲荷大社の主祭神であり、稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されている。京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷と並ぶ日本三大稲荷のひとつとされている。五穀豊穣、商売繁盛などのご利益を求め、多くの参拝客が訪れる。


筑波山神社
関東平野北東部、茨城県南西にそびえる筑波山を神体山として祀る神社である。主祭神は2柱、筑波男ノ神(つくばおのかみ、筑波男大神)は男体山の神、人格神を伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と、筑波女ノ神(つくばめのかみ、筑波女大神)女体山の神、人格神を伊弉冉命(いざなみのみこと)とする。筑波山全体をご神体とし、夫婦和合・縁結び・家内安全などのパワースポットとしても人気。縁結び、夫婦和合の神として広く信仰を集めている。


鹿島神宮
全国にある鹿島神社の総本社。千葉県香取市の香取神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社の一社。祭神は武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ/たけみかづちのおおかみ)とされる。武の神として古くから皇室や藤原氏の崇敬を受けてきた。その後、武士たちからも厚い信仰を得、武術も盛んになった。強さの象徴となって日本神話最強の武神、勝利の神様と呼ばれ、武道場には多くの鹿島大明神の掛軸が掲げられている。必勝祈願の他には、縁結びや安産祈願にも御利益があるといわれている。


佐野厄除大師
一般には佐野厄除け大師の通称で知られる惣宗寺(そうしゅうじ) は、栃木県佐野市にある天台宗の寺院である。関東の三大師という場合は、厄除け大師とも呼ばれる元三大師(良源)を祀る寺院(天台宗)のうちの3つの寺院(佐野厄除け大師、青柳大師、川越大師)を指す。関東厄除け三大師は弘法大師(空海)を祀る寺院(真言宗)であり、全く別である。厄除け・方位除け、水子供養の地として有名で「関東の三大師」のひとつとしても知られている。正月三が日には約15万人の参拝者で賑わう。