寒露(かんろ)
10/8~10/22
草木に冷たい露が宿り寒さを感じる頃。
この時期は草花に冷たい露が宿り、空気が澄んで過ごしやすくなります。
冬鳥が渡来し、菊が咲き誇り、秋の味覚も豊かになる一方で、夜は長くなり冷え込みも厳しくなります。


蟋蟀在戸(しっそくこにあり)
末侯:10/18~
キリギリスが家の中で鳴き始める。
寒さが増してくるにつれて、コオロギ(またはキリギリス)が暖かい場所を求めて民家の戸口あたりに集まり、鳴き声が聞こえてくる様子を表しています。

菊花開(きくはなひらく)
次侯:10/13~
キクの花が咲き始める。
日本で古くから伝わる「重陽の節句(ちょうようのせっく)」の時期とも重なり、「菊の節句」とも呼ばれていました。

鴻雁来(こうがんきたる)
初侯:10/8~
ガンが渡来し始める。
春先に日本へやってきたツバメは子育てを終え、南の方へ帰っていきます。
ツバメに入れ替わるようにして、日本へは雁が渡ってきます。
