大寒(だいかん)
1/20~2/2
寒さが最も嚴しくなる。
一年で最も寒さが厳しくなる頃です。
大寒は、冬の季節の最後の節気、 春は目前ながらますます寒さ厳しい時期です。
冬の挨拶状である寒中見舞いの「寒中」は、小寒と大寒をあわせた約30日間を指す言葉であり「寒の内(かんのうち)」とも呼ばれます。
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
末侯:1/30~
ニワトリが卵を産み始める。
「とや」は鳥屋で、鳥を飼っている小屋。
「とやにつく」は、鶏が卵を抱いて巣に籠ることを意味しています。
春が近づき鶏が卵を産みはじめる意味を表します。
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
次侯:1/25~
沢の氷が厚く張る。
「凍土(いてつち)」「凍てる」という季語がありますが、地下では水が動き始め、日本列島はここからぐぐっと凍てついて、一年でもっとも寒い時期を迎えます。
沢の水が厚く凍る意味を示しています。
款冬華(ふきのはなさく)
初侯:1/20~
フキノトウの蕾が出始める。
冬に黄色の花を咲かせるところから、冬黄 (ふゆき) がつまって「ふき」になったと言われます。
款冬とはフキのこと。その花茎であるフキノトウのつぼみが地面から顔をのぞかせる時期、という意味です。