処暑(しょしょ)
8/23~9/6頃
暑さがおさまる。
暑さが和らぎ、台風シーズンになる頃。
厳しい暑さの峠を越した頃、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。
暑さが和らぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の到来でもあります。


禾乃登(こくものすなわちみのる)
末侯:9/2~
田んぼに稲が実り、穂を垂らす頃。
日に日に稲穂の先が重くなってくる頃。稲穂はこぼれるように実り、色づき始めます。
しかし、この時期は台風が襲来してくる時期であり、各地で農作を祈るお祭りが開催されます。

天地始粛(てんちはじめてさむし)
次侯:8/28~
暑さがようやく収まり始めていく頃。
ようやく暑さが静まる頃。天気図には秋雨前線が登場し、冷たい空気とともに秋を運んできます。
とはいっても、日中はまだまだ暑く、夏の気候が続きます。

綿柎開(わたのはなしべひらく)
初侯:8/23~
綿を包むガクが開き始める頃。
綿を包む柎が開き始める頃。
柎とは花の萼(がく)のことです。柎が開き始めるとふわふわとした綿毛が中からとび出してきます。
この綿毛が木綿の糸や布になります。